FamBodia編集部
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今回の訪問の目的は以下の二つです。
1.GLが建設したスワイドムナック小学校の入学式を執り行うこと
2.現地で必要とされている支援について、インタビューを行うこと
小学校の様子確認と新メンバーからの挨拶、そして今後の支援へ向けての手がかりを探す訪問です。
さて、はりきっていきましょー!
1日目
入学式準備
入学式の前日、準備のためにさっそくスワイドムナック小学校に行きました。
この日は日曜日。授業はないのですが、学校にはたくさんの子供たちが!
実は、入学式準備のお手伝いを事前にお願いしていました。
本当は数人の予定だったのですが、こんなにたくさんの子供たちが来てくれるとは…!
私たちも当日来てみてびっくり&感激です☆
やってもらったのは、教室の飾りつけ。
ですが、糊の数が足りず、取り合いになる場面も。
教室の外にはまだまだ子供たちがいて、中の様子を眺めています。
無邪気で好奇心あふれる子供たち。
彼らの協力もあって、入学式の準備は予定よりも大幅に早く終えることができました!
ありがとう!!
あとは明日の入学式を待つばかりですね☆
インタビュー
入学式準備の後、2組に分かれてそのまま近くの民家を訪問。
インタビューさせていただきました。
小学校からの道のり。ちょうど正午に近い時間帯であったこともあり、かなり暑かったです…。
都市部と違い、農村部では舗装されていない道はまだまだ数多くありました。
もし雨が降っていたらとても小学校まで車では辿りつけず、インタビューも難航していたと思います…。
スワイドムナック小学校に勤める先生とそのご家族。
ご主人が衣料品をつくっている会社の課長という奥様。
他にも、主に農業で生計を立てているご家庭や、ご主人が都市部で会社員として働いているご家庭、
また大人や子供と、小学校周辺を中心に、様々な方にインタビューさせていただくことができました。
そしてその中で、小学校を建てることの他にもまだまだ私たちができることがあるということがわかりました。今回お伺いできたことを今後の支援に活かしていきたいと思います!
何より、アポなしでのインタビューにみなさま快く応じていただきまして、本当にありがとうございました!
2日目
入学式
翌日になり、ついに入学式です!
何を隠そう、GLがスワイドムナック小学校の新校舎を建ててから初めての新入生!
そこで、私たちは彼らのための入学式を行うことにしたのです!
■そもそもなぜ入学式?
日本で生まれ育った私たちにとっては入学式はごく自然なイベントですが、
カンボジアの学校には入学式という風習がありません。
10月に新学期が始まると、そのまますぐに授業が始まるという訳です。
(日本と違いカンボジアは10月~4月上旬が1学期、4月下旬~7月が2学期、8・9月は夏休みなのです)そのため、今の1年生たちはすでに授業が始まっています。
ですが入学式は、1年生がその学校の新入生として先生や上級生に迎えられて学校の一員として勉強していくための大事なセレモニー。
ぜひともカンボジアの子供たちに、日本流の入学式を体験してほしい!
そんなお願いを聞いていただきました。
今年の1年生は75人!
一つの教室に収まりきらなかったため、2つの教室に分かれて行いました。
最初にGLメンバーから挨拶と、“そもそも入学式とは何か”という説明をします。
そのあとは一人ずつ名前を呼んで前に出てきてもらい、
勉強するために必要なノートや鉛筆といった文房具を手渡ししました。
こちらの文房具は、先日GLで集めた募金で購入したものです。
照れながらも嬉しそうに受け取ってくれました。
訪問したGLメンバーとしても、普段日本で生活していてはまずできない、非常に貴重な体験をさせていただくことができました!
この子供たちが今よりもっと様々な夢を描けるようになって、今後の人生をより一層前向きに歩いていってもらいたい。そう心から思わせてもらえる入学式になりました。
今後の支援について
今回、“入学式”と“現地の方々への聞き取り”という2つのミッションを持って訪問させていただきました。
子供たちが明るく多様な未来を描けるようにするための入り口として小学校は必要不可欠だと思いますが、それだけに留まらず今後も引き続きカンボジアのためにできることを継続して行っていきたいと思います。
子供たちの笑顔のために….