FamBodia編集部
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カンボジアの村に学校を建設することを決意した2016年9月。
あれから約半年、わたしたちの想いが形になりました。
スワイドムナック小学校 3教室完成!!
このたび、現地で開校式が執り行われるとのこと、
プロジェクトメンバー16名でカンボジアへ行って来ました!
今回もNPO法人グローブジャングルの楠さんアテンドのもと、学校へ。
前日に雨が降り、ひどくぬかるんでいる道路。
車の荷台から途中落ちそうになりながら…もう何度か見た景色に懐かしさも覚えながら向かいます。
学校に着くと華やかなテントが見えてきました!
開校式は盛大に行われる模様。
子どもたちはもちろん近所の住民のみなさんを集まってくだって、わたしたちを歓迎してくれました。
この時点でもう既に感動……
開校式の様子
着工式のときと同様、僧侶による祈祷からはじまりました。
代表廣瀬のスピーチでは、学校で教育を受けられる環境への感謝と、
「満足に教育を受けられない世界の子どもたちのために何かをしたい」という若いころからの夢が叶ったこと、
そしてこれからは「病院や図書館などこの村のさまざまな環境を整えていきたい」という新たな夢も伝えられました。
みんな嬉しそうな表情。
続いてNPO法人グローブジャングルの楠さん。
10年ほどカンボジアに住んでいる楠さんもまた、「この村に学校を建てたい」という夢を持ち続けていたひとりです。
わたしたちに学校建設の機会を与えてくださり、一緒に夢を叶えることができました。
本当に感謝。
スピーチが終わると、バッジと立派な表彰状をいただきました。
続いてテープカット。
ひとりずつ、少しずつテープを切ります。
そしてわたしたちは校舎へ…
完成した校舎がこちら。
子どもたちが卒業までこの場所に通えるんだと思うと、とてもうれしいです。
入口のプレートにジーンときました。
校舎内では、学校への思いや今後の願いを、大臣と代表廣瀬が一言ずつ書き記しました。
そして最後に、私たちからも贈り物。
スワイドムナック村の未来の地図絵です。
地図にはさまざな施設や環境が描かれています。
技術の高い日本の医療を提供する病院。
雨のときでも、歩きやすく車も通りやすい補正道路。(現在は雨が降ると車が泥んこにスタック…)
豊富な種類の本で、大人も子どももさまざまな勉強ができる図書館。
子どもたちの楽園、遊具がいっぱいの公園。
何時間もかけて移動しなくて大丈夫。安心・安全なバス。
きれいなお水を汲むことができる井戸。そして水道。(昨年11月、小さな集落に井戸を設置)
自家発電ができる、環境にも配慮した家。
他にも、レストランや事務所などなど…
社会機関創り、いわゆる“ 街づくり ”をイメージした当社のビジョンに沿って、
ここカンボジアでもひとつの学校を建てるだけでなく、人々が日々幸せに過ごせる場所づくりに携わっていきたいと願っています!
こうして式典は無事終了しました。
しかし、今回のプロジェクトはまだ終わっていません!
今回の旅で何ができるか、何がしたいかをプロジェクトメンバーで考えて、
下記プロジェクトを遂行することに決定したのです!
- 校庭に木を植える
- 掃除の仕方を教える
- 遊具の設置をする
さっそく任務開始!
校庭に木を植える
学校の校庭に木を3本植えました。
みんなで穴を掘って…
木を植えます。
この木は、成長するとグンっと大きくなる木だそうです。
学校の広々とした校庭には強い太陽が照り付けます。
「校庭で遊ぶ子どもたちの休憩場所をつくりたい」と、プロジェクトメンバーの発案で実現しました★
掃除の仕方を教える
元々ある校舎は床もコンクリート。
「掃除をする」という習慣がなく、開け放しの校舎には砂埃が…
そんな子どもたちに、ほうき・ちりとり・雑巾・モップをプレゼント。
最初は不思議そうに掃除道具を見ていたこどもたちも、
使い方を教えてあげると見様見真似で楽しそうに練習していました。
遊具の設置
社内で集めた募金で、ブランコを設置しました!
子どもたちは、今日一番の興奮だったのでは…というくらいはしゃいでいました★
押してあげると大爆笑(笑)
これにて任務完了!
そのあとは、サッカーや縄跳びでたくさん遊びました。
大縄跳びはやったことがないようで、子どもたちに大好評☆
ココナッツやカンボジアメジャーのおやつ「クロラン」をいただきました。
クロランは竹筒にもち米とココナッツミルクと小豆を入れて蒸し焼きにした料理だそうです。
楽しい時間はあっという間。
学校に辿り着くまでのワクワク感とドキドキ感は、
安堵と喜びに変わり、とても幸せな気持ちになりました。
しかし、プロジェクトはここからがスタート。
学校をしっかり運営し、勉強を通して子どもたちがさまざまな夢を持てるようになるということ、
そして周囲の環境を改善し、村の人々が安心した暮らしを送れるようすること、
村全体が夢に溢れる場所になり、日本にいるわたしたちといつかは同じ夢に向かって歩んでいくこと。
これからがまだまだ楽しみです。
1000年続く社会機関の第一歩、踏み出しました!